田舎移住、薪ストーブ、陸上、パパの遊び場日記

大阪勤務を続けながら関西の田舎へ移住して7年目。田舎で薪ストーブ、子育て、カヌー、小説の執筆など色々楽しみながら生活してます。そのリアルを発信していきます。

田舎移住で仕事はどうする?後悔しない3つの選択肢【実体験あり】

通勤往復4時間。それでも田舎移住を選んだ理由【7年続けて見えた本音】

田舎に移住して7年が経ちました。

今の生活を一言で表すなら、「不便だけど豊か」です。

僕は今も移住前と同じ会社に勤めています。片道50キロ、往復約100キロ。時間にすると往復4時間の車通勤です。朝6時45分に家を出て、帰宅は19時半前後。残業があれば日付をまたぐこともあります。

それでも僕は、この暮らしを後悔していません。

むしろ、「あのとき決断してよかった」と思っています。


移住前の暮らしは十分幸せだった

誤解してほしくないのは、移住前の生活も十分幸せだったということです。

住宅街に住み、近所付き合いもありました。子どもたちは毎日のように友達を連れてきて、家の前で遊んでいました。

夕方、子どもたちの声を聞きながらタバコを吸う時間が好きでした。

「これ以上、何を求めるんやろ」

正直、そう思っていました。

だからこそ、移住は「今の幸せを手放す」選択でもありました。


古民家体験宿泊で価値観が変わった

きっかけは古民家の体験宿泊でした。

テレビのない夜。家族でカードゲーム。スマホを見る時間も自然と減りました。

冬だったので川遊びはできませんでしたが、夜に外へ出たときの星空は衝撃でした。

空が黒いのではなく、星で埋まっている。

子どもたちの「うわぁ…」という声。

その瞬間、価値観が揺れました。

便利さよりも、この体験のほうが心に残る。

翌日には「ここで暮らすか」と本気で考えていました。


最大の壁は仕事だった

理想だけでは移住はできません。

最大の壁は仕事でした。

田舎で今と同じ収入を得られる保証はない。転職すれば年収が下がる可能性も高い。

そこで僕は、同じ会社に通い続ける選択をしました。

往復4時間。

数字だけ見れば無謀です。

でも、収入の安定は家族の安心につながります。移住直後に収入まで不安定にする勇気はありませんでした。


移住前に計算したリアルなお金の話

移住前に、紙に書き出して計算しました。

  • ガソリン代:月2〜3万円
  • オイル交換:頻度増加
  • スタッドレスタイヤ:必須
  • 車の走行距離:年間約3万キロ超

確かに車関連の出費は増えました。

ですが一方で、家賃や土地代は大幅に下がりました。

固定費全体で見ると、劇的に悪化するわけではありませんでした。

イメージだけで不安になるのではなく、数字にすると冷静になれます。


往復4時間通勤のリアルな日常

朝はまだ暗い時間に家を出ます。

帰宅は子どもが寝る直前、もしくは寝た後という日もあります。

「子どもと過ごす時間が減る」

これは事実です。

そこは今でも葛藤があります。

でも通勤時間は、僕にとって大切な時間にもなっています。

好きな音楽を流し、考え事をし、時には無音で走る。

満員電車のストレスはありません。

この4時間があるから、気持ちをリセットできる部分もあります。


冬のリスクと安全対策

田舎の冬は甘くありません。

凍結、雪、そして鹿との遭遇。

スタッドレスタイヤは必須。滑りやすそうな場所では必ず減速します。

無理はしない。

これを徹底しています。

今のところ大きな事故はありません。


子どもたちの変化と成長

一番下の子は、馴染むまで1年ほどかかりました。

正直、胸が痛みました。

「親の都合で環境を変えてしまったのか」

何度も自問しました。

でも今では自然の中で走り回り、虫を捕まえ、季節の変化を感じています。

都会では得られなかった体験です。


休日の過ごし方が変わった

休日は子どもの習い事の送り迎え。そして趣味のカヌー。

湖面に浮かぶ時間は、頭の中が空っぽになります。

水の音、風、鳥の声。

「ここに住んでいるんやな」と実感する瞬間です。


移住のデメリットも正直に言う

もちろん、いいことばかりではありません。

  • 通勤時間が長い
  • 子どもと過ごす平日の時間が少ない
  • 買い物が不便
  • 急な呼び出しにすぐ対応できない

これらは現実です。

でも、デメリットを理解した上で選んだ暮らしです。


それでも移住してよかった理由

夜空の星。

静かな朝。

古民家に響く子どもの声。

帰り道に見える山の景色。

「帰りたい場所」がはっきりしていること。

それが僕にとって一番の価値です。


まとめ:移住は覚悟の問題

田舎移住は楽ではありません。

通勤往復4時間は簡単ではありません。

でも、何を優先するかで答えは変わります。

収入の安定か、時間の短さか、自然環境か。

僕たちは自然と家族の時間を選びました。

時間が奪われているとは思っていません。

むしろ、自分と向き合う時間が増えた感覚すらあります。

移住は正解でも不正解でもない。

家族にとってどうか。それだけです。

もし迷っているなら、理想だけでなく、数字も感情もすべて書き出してみてください。

答えは、案外シンプルかもしれません。

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